CSV エクスポート活用法(Enterprise プラン)

最終更新: 2026-04-21

Enterprise プラン限定の CSV エクスポート機能を使えば、学習アナリティクスのデータを Excel や BI ツールに取り込んで詳細な分析ができます。このページでは、エクスポート手順と具体的な活用法を解説します。

CSV エクスポートは Enterprise プラン専用機能です。Salon S / M ではご利用いただけません。プランアップグレードはプラン・お支払いページから手続きできます。

エクスポートの手順

学習アナリティクスから

  1. 1

    管理画面 →「アナリティクス」→「学習進捗」を開きます

  2. 2

    画面右上に表示される「CSV ダウンロード」ボタンをクリック

  3. 3

    期間セレクター(7 日 / 30 日 / 90 日)で指定した期間のデータが CSV でダウンロードされます

    CSV ダウンロードボタン(Enterprise のみ表示)
    CSV ダウンロードボタン(Enterprise のみ表示)

CSV ファイルの中身

エクスポートされる CSV は以下のカラムを含みます(BOM 付き UTF-8、Excel 互換)。

カラム内容
user_idスタッフの一意 ID
nicknameニックネーム
full_name本名
emailメールアドレス
store_label店舗ラベル
job_title役職
completion_rate消化率(%)
learning_time_minutes期間内の学習時間(分)
last_active_at最終アクティブ日時
unviewed_required_count未視聴の必須投稿数

Excel での活用例

例 1: 店舗別平均消化率の集計

  1. CSV を Excel で開く
  2. 挿入 → ピボットテーブル
  3. 行 = store_label、値 = completion_rate の平均

結果:

店舗平均消化率
渋谷店72.5%
新宿店58.3%
池袋店81.2%

下位店舗を特定し、店舗マネージャーと連携して改善計画を立てる運用が可能です。

例 2: 役職別アクティブ度

  1. 行 = job_title、値 = learning_time_minutes の合計 + 平均
  2. 件数 = user_id のカウント
役職総学習時間平均スタッフ数
アシスタント1,800 分120 分15 名
スタイリスト1,200 分60 分20 名
オーナー120 分40 分3 名

アシスタントの学習熱量が高いことが分かれば、アシスタント向けのコンテンツをもっと増やすといった判断につながります。

例 3: 未視聴投稿が多いスタッフのリストアップ

  1. データタブ → 並べ替えで unviewed_required_count を降順に
  2. TOP 10 を抽出 → 個別フォロー対象リストとして月次面談に活用

BI ツールでの活用

Looker Studio(Google Data Studio)

CSV をスプレッドシートにアップロード → Looker Studio にデータソースとして接続。

  • 自動更新ダッシュボードを作成可能(月初に CSV を差し替えれば自動反映)
  • 店舗別 / 月別のトレンドチャートを自由に作成
  • 経営会議でのプレゼン資料の土台として活用

Metabase(セルフホスト BI)

CSV を PostgreSQL / BigQuery に取り込むと、SQL クエリで自由分析ができます。

  • 複数月の CSV を結合して長期トレンド分析
  • コホート分析(新人スタッフの消化率変化を入社月別に追跡)

Microsoft Power BI

Excel CSV を直接読み込めるため、ダッシュボードの構築が高速。大企業向け。

月次レポートの作り方

テンプレート構成(推奨)

【1 ページ目】エグゼクティブサマリ
- 全社平均消化率(前月比)
- アクティブ率
- 要対応スタッフ数

【2 ページ目】店舗別パフォーマンス
- 店舗別消化率ランキング
- 店舗別学習時間

【3 ページ目】コンテンツパフォーマンス
- トップ / ボトム 5 投稿
- 閲覧分布(時間帯別)

【4 ページ目】個別フォロー対象
- 未視聴 10 以上のスタッフ一覧
- 14 日以上未アクティブのスタッフ一覧

【5 ページ目】翌月の施策
- 投稿計画(曜日 / テーマ)
- フォロー計画(面談対象)

作成ペース

  • 月初 1〜3 日: データ取得 + レポート作成
  • 月初 5 日頃: 経営層 / 店舗マネージャーへ共有
  • 月初 10 日まで: 翌月の施策を決定

複数月のデータを結合する

Enterprise プランでは過去データを無制限に保持するため、以下の方法で長期トレンドを作れます。

方法 1: 月次で CSV をダウンロードして Excel で結合

月初ごとに「90 日間」のデータを取得 → ファイル名に日付をつけて保存 → Power Query で結合。

方法 2: 手動 API 呼び出し

CSV エクスポート API(GET /api/manage/analytics/learning/export)を定期実行することで、自動化も可能です。技術者が必要です。

セキュリティ上の注意点

CSV には**スタッフの個人情報(本名 / メールアドレス)**が含まれます。以下の点にご注意ください。

  • クラウドストレージへのアップロード時はアクセス制限を設定
  • 外部パートナー / コンサルタントへの共有時は氏名列を削除
  • 退職スタッフの情報は退職後 X ヶ月で削除するルールを社内で制定
  • GDPR / 個人情報保護法を遵守した運用をお願いします

BI・分析に関するよくある質問

CSV のダウンロードには上限はありますか?

ダウンロード回数に上限はありません。ただし、API レート制限(1 分あたり 30 件)があるため、短時間に大量のリクエストを出すと一時的にブロックされます。

スタッフ個別の時系列データが欲しい

スタッフ詳細ページで確認できますが、CSV には現時点で含まれません。個別の時系列分析が必要な場合はお問い合わせから要件をお知らせください。

動画再生の完了 / 途中離脱データは CSV に含まれますか?

現時点では投稿単位の閲覧データのみ含まれます。動画の完了率・離脱ポイントの個別データは未実装です。今後の機能拡張で検討中です。

他社と統一されたフォーマットで出力したい

カスタム CSV フォーマットは提供していません。現行フォーマットでダウンロードし、Excel マクロ / Python スクリプトで変換してご利用ください。

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